コラムF ごろのしくじり帖
F-8

大事なことを、中ほどに書いた日

長い会話の中盤に入れた話は、見落とされやすい。

(配置: 9章以降、つまずき・復帰系の直後)

長い会話の途中で、大事なことを言ったのに、返事に反映されない。そんな経験が、ごろにもありました。「さっきこう言ったのに」とふしぎに思って、確かめると、ちゃんと書いてある。でも相棒は、まるで読んでいないみたいです。

謎が解けたのは、しばらく使い続けてからでした。長い会話の中盤に入れた話は、見落とされやすい。 相棒は会話を読み直すとき、最初のほうと最後のほうに目を引きつけられやすく、どうしても中ほどが薄くなることがあるのです。

だから、大事なことは短く切り出す、繰り返す、あるいは新しい会話の先頭に置き直す。中ほどに埋めない、これが防ぎ方です。

それともう一つ、覚えておくと助かる仕組みがあります。/compact という操作です。/clear は会話をまるごと消して、荷物ゼロで出直します。それに対して /compact は、ここまでの会話を要点だけに圧縮してから続きを始める方法です。全部を捨てずに、身軽にして続ける選択肢です。ただし、圧縮されるとき「〜するな」「〜はやめて」という否定のルールが消えやすいので、大事な禁止事項は圧縮後に改めて伝え直すか、置き手紙(4-4)に入れておくのが安心です。

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長い散歩と区切り方は8-3「長い散歩は、こまめに帰る」に本編で書いています。

あせらず、ゴロゴロ。

長い置き手紙の上三行だけを青灰色で強調し、中ほどを眠そうな相棒が読み飛ばすのをごろが見守る
あせらず、ゴロゴロ。
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