第1篇 ゴロニャン、目を覚ます
第2部 Claude Codeという相棒

あせらず、ゴロゴロ。0/ 8話 読了
称号ラダー: しゃべるゴロニャン → 相棒持ちゴロニャン

ごろは、しゃべれるようになりました。第1部で、布団から顔だけ出してスマホに話しかけ、返事が返ってくる楽しさを覚えたのです。ところが、しばらくすると、ごろはあることに気づきます。
毎回、同じ説明を、いちからし直している。
昨日「キャベツと卵と豚肉で晩ごはんを」と頼んだのに、今日はまた冷蔵庫の中身から説明しないといけない。それに、いい献立を教えてもらっても、それをメモに書き写すのはごろの仕事のまま。相手は画面の向こうにいて、ごろの部屋の中には手が届かないのです。話し相手はいる。でも、手伝ってくれる相手は、まだいない。

ごろは、ふとんの上に、よいしょ、と体を起こしました。膝の上に、いつも埃をかぶっていたノートPCをのせてみます。どうやら、あの話し相手は、部屋の中まで入ってこられるらしい。話し相手ではなく、同じ部屋で一緒に机に向かう相棒として。

起き上がるのは、めんどくさい。でも、ごろがめんどくさがりなのは、いつだって「もっと楽をするため」なのです。今日は一段だけ、体を起こします。

この部は、この本でいちばん長い坂道です。でも、一段ずつしか上りません。前の段で立っていた場所から、次の段へ、足をそっと乗せるだけ。あせらず、いきましょう。
ここで一つ、先に安心してほしいことがあります。ここからパソコンが出てきますが、第1部までのスマホでできたことは、それだけでもう立派な前進です。パソコンがまだなくても、この先のかなりの部分は、第1部と同じブラウザ(Web版)で試せます。うまく起き上がれない日は、無理をせず、いったんスマホのまま先を読み進めてかまいません。パソコンは、あとからいつでも用意できます。
この章の話