写真とPDFを見せて聞く
AIは、写真やPDFをそのまま見られます。
読むのが面倒な書類を、貼るだけで片づけられるようになります。
ここまでは、文字で頼んできました。でも、暮らしのめんどくささの多くは、紙でやってきます。細かい字の保険の案内。学校のお便り。外国語のパッケージ。これを全部、自分で打ち込んで説明する。想像しただけで、めんどくさい。
ここで拍子抜けの事実です。AIは、写真やPDFをそのまま見られます。 打ち直す必要はありません。写真を撮って貼って、「何が書いてある?」と聞くだけ。ごろは分厚い書類に埋もれかけながら、一枚だけパシャッと撮って、貼りました。すると、大事なところが付箋になって、ヒラリと返ってきたのです。埋もれたまま、付箋だけ受け取ってひと安心、というずぼらな勝ち方でした。

貼りつけるには、入力欄にある「ファイルを入れる口」を使います。写真やPDFを選んで入れる。ドラッグでも入ります。あとは、聞きたいことを添えるだけ。「要点を3つ」「締め切りだけ教えて」「この数字、平均と比べて高い?」。外国語なら「日本語にして、要点だけ」。細かい字を追う消耗が、貼るだけの一手に変わります。
届いた書類の文字が細かくて、読む気がしない。AIに何をすると早いでしょう。
- A書類の内容を全部、自分で打ち込んで説明する
- B書類を写真に撮って、そのまま貼りつけて「要点を3つ教えて」と頼む
答えは、下にあります。
学校のお便りを写真に撮って貼り、こう打ちます:「このプリント、持ち物と締め切りだけ箇条書きで教えて」 → 「持ち物:〇〇 / 締め切り:〇月〇日」と、必要なところだけ抜き出して返ってきます。
私(著者)は医者なので、この機能を健康診断の結果でよく試します。数字の並んだ結果表を貼って、「気になる数字はどれ?」と尋ねる。読み取りの助けとしては、とても便利です。ただし、これは診断ではありません。心配な数値は、必ずお医者さんに相談してください。あくまで、生活者として結果表を読むときの、下読みの相棒だと思ってください。
そして、ここで一つだけ、大事な線を引きます。他人の名前・住所・ID・診断書は、貼らないこと。自分のことは自分の判断で扱えますが、人のものは慎重に。この線引きは、次の幕間でもう少しだけ話します。
- どこで: claude.aiの入力欄にある「ファイルを入れる口」
- どうやって: 手元の書類やラベルを1枚撮って貼り、「要点を教えて」
- きっかけ: 読むのが面倒な郵便物や、外国語のパッケージから
オンライン追補「ファイルを入れる口」のボタンの見た目や位置は、変わることがあります。今の場所は、こちらで。
>あせらず、ゴロゴロ。
場面設定。子どもの学校から、細かい字のプリントが届きました。持ち物と締め切りがどこかに書いてあるはずですが、文字が多くて読む気になりません。ごろは、このプリントをスマホで一枚だけ撮って、入力欄の「ファイルを入れる口」から貼りつけました。
はじめ、ごろは布団の中で薄暗いまま、斜めから撮って貼りました。
画面で見えること読み取れなかった、と正直に返ってきて、撮り直しをすすめられます。
ごろは、電気の下で、真上から撮り直しました。今度はくっきりです。
画面で見えること写真の中身をちゃんと読み取って、要約が返ってきます。ただ、ごろが本当に知りたい「持ち物」と「締め切り」までは、まだ絞れていません。
一往復目は、少しふんわりした要約でした。ごろは、聞きたいことを絞って、もう一度頼みます。
画面で見えること必要なところだけが箇条書きで抜き出され、締め切りの日付までそろいます。
打ち直しはゼロ。撮って貼って、聞きたいことを一言添えるだけ。 埋もれかけていた大事なところが、付箋になって返ってきました。ごろが手元に残したのは、この一枚です。
[持ち物]
・お弁当 ・水筒 ・レジャーシート ・タオル ・雨具
[締め切り]
・参加確認の用紙 → 6月10日までただし、ごろは締め切りの日付だけ、念のため元のプリントでもう一度目で確かめました。読み取りは下読みの手伝いであって、外せない数字は自分で裏を取る。この日はこう返ってきました。読み取りの結果は毎回すこし違うことがあるので、日付や金額は元の紙で確かめるくせをつけておくと安心です。
読みたい書類を1枚、写真に撮る → [こうしたほうがいい] 明るい所で、真上から、ピントを合わせて撮ると読み取りが安定する
ごろはこうしてみた最初は斜めから撮って文字がかすれ、撮り直した
入力欄の「ファイルを入れる口」から貼る → [こうしたほうがいい] 入力欄まわりのクリップやプラスの印を探す。ドラッグでも入る
ごろはこうしてみたボタンが見つからず、写真をそのまま欄にドラッグしたら入った
まず「大事なことを教えて」と広く聞く → [こうしたほうがいい] いきなり細かく聞かず、一度全体像を出させると、何が載っているか分かる
ごろはこうしてみた「遠足のお知らせ」と分かって、次に何を聞くか決まった
聞きたいことを絞って、もう一度頼む → [こうしたほうがいい] 「持ち物と締め切りだけ、箇条書きで」と形まで指定すると読みやすい
ごろはこうしてみた二回目で、必要な項目だけがきれいに並んだ
外せない数字だけ、元の紙で確かめる → [こうしたほうがいい] 締め切り・金額は読み取りミスがこわいので、そこだけ一次確認する
ごろはこうしてみた締め切りの日付を元のプリントで見比べて、合っていた
他人の書類は貼らない → [こうしたほうがいい] 貼る前に「これは自分のもの?」と一呼吸。人の名前・住所・IDが写るものは慎重に
ごろはこうしてみた家族あての封筒をうっかり撮りかけて、貼る前に手を止めた
うまくいったかの確かめ方。元の紙と見比べて、抜けや取り違えが1つもなければ成功です。とくに日付と数字の一致だけは、目で追って確かめてください。
答えタップして答え合わせ

B。AIは画像やPDFを直接見られます。
打ち直す必要はなく、貼って「何が書いてある?」と聞くだけ。細かい字を追う消耗が、貼るだけの一手に変わります。
あなたの番3分そのまま使える文例です。コピーして、自分の言葉に少し変えて使ってみてください。
(海外土産の食品ラベルを貼って)アレルギー表示を日本語にして。小麦と卵が入っているか教えて
増補もっと知りたい人へ (3)
「写真を見て答える」というのは、少し不思議な力に見えます。しくみを大まかに言うと、最近のAIは文字だけでなく、画像も一緒に受け取って理解できるように育てられています。だから、紙をスマホで撮って貼ると、そこに写った文字や表を読み取り、「何が書いてあるか」を言葉にできる。あなたが打ち直す手間は、まるごといりません。細かい字の郵便物も、外国語のパッケージも、貼って聞くだけで、大事なところが付箋になって返ってきます。
ただし、便利さの裏に一本の線を引いておきます。読み取りはあくまで「下読みの手伝い」であって、中身の正しさを保証するものではありません。数字や締め切りなど、外せない事実は、元の書類でもう一度確かめる。そして、もう一つ大事なのが、貼るものの選び方です。自分あての書類は自分の判断で扱えますが、他人の名前・住所・ID・診断書のような、人のものは慎重に。写真は情報が丸ごと写るので、貼る前に「これは自分のもの?」と一呼吸おく。この線引きは、次の幕間でもう少し話します。
貼って聞ける場面を、くらし・仕事・学びから。
(保険の案内を貼って)このプラン、毎月いくらで、何がカバーされるのか、要点だけ3つ
(学校のお便りを貼って)持ち物と締め切りだけ、箇条書きで
(海外土産の食品ラベルを貼って)アレルギー表示を日本語にして。小麦と卵が入っているか教えて
(料金表を貼って)いちばん安く済む組み合わせはどれ。理由も一言
(手書きのメモを貼って)読みにくいので、文字に起こして。読めない所は「?」でいい
(医療者向け・ダミー可)架空の検査結果表を貼って、値の読み方の説明を練習。実在の患者データは貼りません
つまずき集- 症状: 文字がうまく読み取れない → 原因: 写真が暗い、ぶれている、斜め → 一手: 明るい所で、真上から、ピントを合わせて撮り直す
- 症状: 「ファイルを入れる口」が見つからない → 原因: ボタンの位置や見た目が変わることがある → 一手: 入力欄まわりのクリップやプラスの印を探す。最新はQRの追補で確認
- 症状: 長い書類の一部しか読まれない → 原因: 1枚に情報が入りきっていない → 一手: ページを分けて複数枚貼る、または「◯ページ目の表について」と場所を指定する
- 症状: 返ってきた要約の数字が心配 → 原因: 読み取りは完璧ではない → 一手: 締め切り・金額など外せない数字は、元の書類で確かめる
- 症状: つい他人の書類を貼りそうになる → 原因: 便利で線引きがゆるむ → 一手: 貼る前に「これは自分のもの?」と一呼吸。人のものは慎重に
