18章 デザイン編
18-1

Claudeでデザインする、って?

「話しかけたのに何も出てこない」

見た目を整えてくれる相棒です。「こういうものを作りたい」と話すと、色や配置を考えて、ひとまずの形にしてくれます。絵の具や定規は要りません。要るのは、作りたいものを口にすることだけです。

チラシ・名刺・お知らせの1枚を、自分でパッと作りたい人のための道具です。もうデザイナーさんに頼む予定がある人には、要りません。プロの仕上がりが必要な場面まで、これで背伸びしなくて大丈夫です。なお、無料プランでは使えません(有料の実験的機能です)。PDF・PowerPointへの書き出しができるので、作ったものを持ち出すことができます。

ごろは、町内会の役が回ってきました。回覧板に挟むお知らせを、1枚作らないといけません。以前なら、ここで丸一日ゴロゴロして先延ばしにしていた場面です。でも今日は、布団に寝そべったまま、しっぽの先だけ動かして「近所の人向けに、シンプルなお知らせの下地がほしい」と話しかけます。あとは出てきたものを、あくびをしながら眺めるだけ。ごろは白紙と格闘しません。格闘は相棒の仕事です。

布団で寝そべるごろが、しっぽの先だけ動かして相棒に話しかける
  • どこで: パソコンのブラウザで claude.ai/design を開く(有料プランでログインした状態で。画面の細部が違うときはQRのオンライン追補へ)
  • どうやって: 作りたいものを、ふつうの日本語で話しかける
  • きっかけ: 「1枚作らなきゃ」と思って、ため息が出たとき

3分でできる最初の一言: claude.ai/design を開いて、この形をそのまま打ってみます。「近所の人向けに、〇〇公園の清掃日をお知らせする紙を1枚。読む人は50代〜70代がメインです」。〇〇に近くの場所を入れるだけ。送ると、真っ白ではない下地が1枚出てきます。確かめ方は、出てきた紙に日時と場所の欄があるか眺めるだけ。あれば成功です。気に入らなくても、次の18-4で直せます。まず1枚出す、が今日のゴールです。

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真っ白な紙の前にごろが寝そべり、相棒が色えんぴつをそっと差し出す

あせらず、ゴロゴロ。

増補もっと知りたい人へ (3)
深掘り

Claude Designは、チャットで言葉を交わす感覚のまま「見た目のあるもの」を作れる仕組みです。なぜこれが新しいのかというと、これまでデザインとは「専用ソフトを覚える」ことと同義でした。メニューを覚え、レイヤーを覚え、書き出しを覚える。道具の習得が先に来て、作りたいものが後回しになる構造です。Claude Designは順番を逆にします。作りたいものを言葉にすることが先で、操作を覚えるのは後。あるいは、覚えなくて済むことも多いです。「有料の実験的機能」と書いたのは、2026年時点でそういう扱いだからです。ただ、機能の立ち位置は変わることがあります。「こういうものを話しかけると形にしてくれる場所がある」という認識を持っておくだけで、詳細はオンライン追補に任せてかまいません。

例をもっと

「近所の人向けに、〇〇公園の清掃日をお知らせする紙を1枚。読む人は50代〜70代がメインです」

「取引先に渡す名刺の下地がほしいです。業種は整体院で、やわらかいイメージ」

「趣味でキャンプ動画を撮っています。YouTube用のサムネイルの下地を1枚、アウトドア感のある雰囲気で」

「子どもの誕生日パーティーの招待状を1枚。小学生らしい元気な感じ、文字は少なめで」

「(医療者向け・ダミーデータ前提)院内向けの手洗い啓発ポスターの下地。対象は外来患者さん、年代は幅広く、シンプルに」

ごろつまずき集

「話しかけたのに何も出てこない」: プランが無料のままの可能性があります。Claude Designは有料プランでのみ使える機能です。ログイン後のプラン確認が先です。

「デザインの画面が見つからない」: Claude Designは通常のチャット画面とは別の入口にある場合があります。細かい入り口の手順はオンライン追補で確認してください。画面の名前が変わることもあります。

「英語で返ってきた」: 最初のひとことを日本語で書けば、たいてい日本語の画面が返ってきます。「日本語で」と明示するとさらに確実です。

あせらず、ゴロゴロ。
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